一本の奇跡のために練習。

一本の奇跡のために練習。

「練習」

僕は小学生の頃から欠かさず練習をしてきま

した。

それは卓球が大好きだから。

教えてくれた学童の先生もその人の性格も大

好きで、居るといつも相手してくれました。

母親に頼んで先生と同じラケットを買っても

らい、毎日というぐらいにその学童で卓球を

してもらいました。

とにかくボールを打つのが楽しくて楽しくて

たまらなかったのを今でも覚えてます。

そして小・中・高と卓球部。

そこのろ、僕が行っている学校には卓球部が無く僕が作りました。

でも、これでは上手くならないと思い、ジュニアのクラブに入ることに決めました。

そこのクラブは全国区のクラブではかなりレベルが高いらしい。

何も知らない僕はとにかく卓球がやりたくて入門した。

強い人ばっかりだ（ ｉ _ ｉ ）

しかし練習をしていくうちに腕が上がってい

き勝てるようになる自分がいました。

でも、あるときから勝てなくなりました。

それはどうしてかは分からないです。

でも、嫌でも卓球は続けて練習をしていました。

僕は頭も良い方では無いので、昔から好きで

楽しくやっている卓球しかとりえが無いと思ってました。

だから昔からやっている卓球を頑張るしか無いと。

だからこそ、勝てなくなた時も欠かさず練習

だけはしてたと思います。

それからどれだけ練習をしてだろうか？

どれだけの時間を費やしただろうか？

僕の夢は卓球で全日本に出ることだった。

卓球を始めてからどれくらいの練習と時間を費やしてきただろうか。

待ちに待った奇跡の１本が出た。

綺麗なボールではない。

後１本で僕らの勝ちだ（全日本ダブルス予選）

フルスイングしたボールは僕の親指にあたり時間が止まるかのように

ゆっくりと相手コートに入った。

相手は慌てる事も出来ずボールは相手コートにバウンドした。

学童の時から卓球のラケットを握って

その時からの夢が叶った瞬間だった。

時は止まってバウンドした。

奇跡は起きた。

そして夢は叶った。

沢山練習していなかったら、願いが叶ったこの一本は出なかったと思う。

その時思った。

思えば叶うと。